失う友達は私の有様をみて、みっともないとからしくないと言います。

自分自身でも、何故クールで居られないのだろうと思っていました。
今までの恋愛経験を省みても別れの時にはたいていが冷静なものでした。
どちらが言い出したにせよ、キチンと話し合うことに重きを置いていましたし
一方的な会話となってしまうケースはあまりありませんでした。
相手が感情的なときには落ち着くまで待っていましたし。

しかしその時ハ全く違いました。
彼から別れを告げられたその瞬間に私は「嫌だ」と答えました。
彼は困ったような顔をしました。
その表情がグサリと胸につき刺さりました。
彼はそんな顔をするくらい、私と別れたいんだ・・・と悟ったからです。

とはいえ、私は彼と別れる気などさらさらありませんでしたし、
彼を失いたくないという思いしかありませんでしたので
別れ話をされてからもずっと彼を追いかけていましたし、そのうちに彼の心も戻ってくると信じていました。
しかしそんなに簡単なものではないんですよね。

彼だって、別れを口にするまで自分の心の中での葛藤があったはずですから。

彼との別れをようやく飲み込もうかと思えるようになったのは、話を切り出されてから3ヶ月以上が経過していました。